タイフーンとは?

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【タイフーン】(たいふーん)

Typhoon.
毎年夏~秋にかけて太平洋上の低緯度地域発生し、東アジアの中緯度地域襲来する熱帯低気圧台風。(原義
主にヨーロッパで、さまざまな兵器愛称として使われている。

  1. ホーカー タイフーン
    第二次世界大戦活躍したイギリス軍戦闘機

    ネイピア社製セイバーHエンジン使用定め仕様書基づいて開発され、1940年初飛行した。
    エンジン機体フレーム欠陥解決されないままに量産開始され、欠陥全て是正されたのは1942年になってからであった。
    高々性能上昇力が低く戦闘機としては劣っていたが、低空での飛行性能は高かった。
    そのため主に対地攻撃投入され、列車攻撃近接航空支援、また低空飛行中の攻撃機対す戦闘において多大戦果をあげ、元祖ヤーボとなった。
    固定武装はMk.IAが7.7mm機関銃12挺、Mk.IBが20mm機関砲4門で、主翼下には250lb・500lb通常爆弾またはロケット弾搭載した。

    また、発展型としてホーカーテンペスト製造された。

    【スペックデータ(Mk.1B)】

    バリエーション
    ・F18/37N:
    タイフーン原型機。セイバーIエンジン出力2,060hp)を搭載

    ・タイフーン Mk.IA:
    前期生産型。エンジンセイバーIまたはII出力2,180hp)を搭載。7.7mm機銃×12挺。

    ・タイフーンMk.IB:
    後期生産型。エンジンセイバーIIB(2,200hp)またはIIC出力2,260hp)を搭載
    武装はイスパノ20mm機関砲×4門を装備

    ・タイフーン FR.Mk IB
    機関砲を2丁に減じ、カメラ搭載した写真偵察機型。

    ・タイフーン NF.Mk IB
    夜間戦闘機型。武装は20mm機関砲×2門、7.7mm機銃×2挺。

    IMG_5583.jpg
    Photo:MASDF


  2. ユーロファイター タイフーン
    イギリス・ドイツ・イタリア・スペインの4ヶ国が共同開発したジェット戦闘機

    トーネード実績をもとに1986年に英・西独・伊の3ヶ国で開発開始され、まもなくスペインもこれに加わった。
    なお、仏は当初関心示し自国製のエンジン採用強く主張したものの、フランス以外の国では国際共同開発エンジン搭載するということで話がまとまってきており共同開発計画から脱退、独自にラファール開発した。
    当初EFAとよばれ、制空戦闘機としての性能追求副次的対地攻撃能力を持つとされた。このためマルチロールファイターとしてはやや劣っているとも言われる
    政治的トラブル頻発したため計画は遅れ、当初1999年からの量産予定されていたが2002年にまでずれ込んだ。

    1992年EFAからEF-2000に名称が変更され、1998年には正式にタイフーンと命名された。
    ECR90マルチモードパルスドップラーレーダーや、IRST先進防御支援システムDASS)など高度なアビオニクス搭載し、それらを音声入力によって制御することも可能である。

    固定武装としてマウザーBK27 27mm機関砲搭載し、搭載兵装にはAIM-120 AMRAAMAIM-9AIM-132 ASRAAMIRIS-TMBDAミーティアの他、AGM-84 ハープーンKDAペンギン、ペイブウェイレーザー誘導爆弾MBDAブリムストーン対戦車ミサイルAGM-114ベース自律ミリメーター波追尾バージョン)、通常爆弾などが搭載される予定である。

    【スペックデータ】
    乗員1名/2名(複座型)
    全長15.96m(主翼ポッド含む)
    全高5.28m
    翼幅10.95m
    主翼面積50.0
    空虚重量11,000kg
    最大離陸重量21,000kg/23,500kg(過荷時)
    最大兵装搭載6,500kg
    エンジンユーロジェット EJ200ターボファン推力60kN/90kN(A/B使用))×2基
    最大速度マッハ2+
    実用上昇限度18,300m
    フェリー航続距離2,000nm
    戦闘行動半径750nm(AAM×6、10分間CAP
    350nm(Lo-Lo-Lo攻撃ミッション時)
    750nm(Hi-Lo-Hi攻撃ミッション時)
    固定武装マウザーBK27 20mm機関砲×1門
    兵装空対空ミサイル(2~6発):
    AIM-9,AIM-120,ASRAAMAIM-132),IRIS-T,ミーティア,スカイフラッシュ,アスピデ
    対戦車ミサイル(2発):ブリムストーン
    巡航ミサイル18発):ストームシャドウ,タウラス
    空対艦ミサイル(各4発):AGM-84,ペンギンAGM-119
    対レーダーミサイル(4~6発):HARM,ALARM
    爆弾ロケット弾ポッド増槽類等:
    通常爆弾(500lb級12発、1000lb級7発、2000lb級5発),ぺイヴウェイシリーズ,GBU-32 JDAM,
    BL755クラスター爆弾(6発),DWS-39スタンドオフディスペンサー,CVR-7 ロケット弾ポッド,増槽

    バリエーション
    トランシェ1(Tranche 1)
    ・block1:
    DASS防御支援サブシステム)を搭載ていない初期量産型初期乗員訓練防空訓練のみに使用
    飛行試験用の5機と量産31機が生産された。

    ・block2:
    防空能力高めた型。
    メインコンピュータのソフトウェアをPSPIからPSPI2に変更し、一部簡略化されたDASS搭載
    また、キャプターレーダーやIFF装置、MIDS(多機能情報伝達システム)はある程度センサー融合がなされた他、簡易版自動操縦装置マイクロ波着陸装置直接音声入力装置搭載する。
    47機が生産された。

    ・block2B:
    block2にケアフリーシステムを追加した機体38機が生産された。

    ・block5:
    完全作戦能力を持った機体
    ペイブウェイIIや1000lb通常爆弾携帯が可能になった他、BK27の空対地使用解禁され、DASS直接音声入力装置センサー融合共に完全な能力を得た。
    またPIRATE(赤外線捜索追跡装置)を追加した(独向け機体を除く)。
    21機が生産された。

    ・block5A:
    block5に準じオーストリア向けの機体

    トランシェ2(Tranche 2)
    ブロック8/8A/8B:
    能力向上新しいミッションコンピューターを導入した機体
    初期ソフトウェアブロック5と同じだが8A/8Bではバージョンアップしている。
    オーストリア向け残り9機はこの仕様

    ブロック10
    ペイブウェイIIIJDAM等が携帯でき、スイングロールが可能になった。
    また、GPSIFF、MIDSの能力強化された。

    ブロック15
    ストームシャドウ巡航ミサイル、タウラス巡航ミサイル等、空対地能力を更に向上させ、最大離陸重量引き上げた。スイングロール能力も向上。

    ・トランシェ3(Tranche 3)
    対地攻撃能力を完全実装した生産型で、開発参加四カ国合計236導入予定
    しかし、ドイツでは連邦議会調達削減求めるなど先行き不透明

    関連EAP

    IMG_3550.jpg
    Photo:MASDF


  3. タイフーン型原子力戦略潜水艦
    旧ソ連1971年開発開始した世界最大戦略潜水艦「ディミトリィ・ドンスコイ」級に、NATOがつけたコードネームNATOコード)。
    当初は「フォネティックコード機械的割り当てる原則から「シエラ(S)級」と呼ばれていたが、後にこちらの名前が定着してしまった。
    なお、ソ連海軍(及びロシア共和国海軍)での公称艦型名は、「プロジェクト941『アクーラ重原子力戦任務ロケット潜水巡洋艦」となっている。

    本艦は重量100t近くというマンモスミサイルであるR-39(RSM-52、SS-N-20SLBM搭載するために設計された艦で、船体二つ耐圧殻を横並びにし、その上から外板で覆うという特殊な構造持ち水中排水量48,000tに達する。
    一番艦ディミトリィ・ドンスコイが竣工したのは1981年であるが、その野心的すぎる設計のためか建造は6隻で打ち切られ、以後デルタIV級に移行した。
    武装R-39(RSM-52、SS-N-20SLBM20搭載するほか、533mm魚雷発射管を2門、630mm魚雷発射管を4門装備している。
    533mm魚雷発射管には魚雷の他SS-N-15(RPK-2「ヴィユーガ」)SUM発射できる。 また自衛用にSA-169K310イグラ-1」)8発を艦内に搭載し、非常時には浮上して甲板から対空攻撃を行うことができる。

    財政難により既に3隻が退役し、現役にあるのは3M14「ブラヴァー(SS-NX-30)」SLBMテスト艦に改装されたTK-208とTK-20「セヴェルスタル」の二隻のみである。

    後継としてプロジェクト955「ボレイ」級建造中だが、大幅遅延している。

    【スペックデータ】
    船型葉巻
    全長172.8m
    全幅23.3m
    吃水13.0m
    水中排水量48,000t
    主機原子力蒸気タービン方式 出力81,600hp
    OK-650加圧水型原子炉×2基/VV型蒸気タービン×2基 7スクリュー2軸推進
    速力
    水上/水中
    12kt/25kt
    潜航深度300m
    乗員175
    兵装533mm魚雷発射管×2門(Type65K魚雷、RPK-7「Vodopad(SS-N-15)」UUM計22本)
    630mm魚雷発射管×4門(Type53魚雷、RPK-2「Viyuga(SS-N-15)」)
    D-19 SLBM発射筒×20基(R-39/RSM-52(SS-N-20SLBM×20発)
    9K38イグラ自衛対空ミサイル×8発
    レーダーアルバトロスレーダー
    「ナカート-M」レーダー
    航法システム「トーボル」航法システム
    「シンフォーニヤ」衛星航法システム
    ソナースカートソナー
    通信システムツナミ宇宙通信システム
    モルニヤ無線通信システム

    同型艦】
    番号艦名造船所起工進水就役除籍所属艦隊
    TK-208ドミトリー・ドンスコイセヴマシュ1977.3.31980.9.231981.12.12-北洋艦隊
    18潜水艦師団
    TK-202-セヴマシュ1980.10.11982.4.261983.12.281995.3.28-
    TK-12シンビルスクセヴマシュ1982.4.271986.12.171984.12.271996.北洋艦隊
    TK-13-セヴマシュ1984.1.51985.4.301985.12.301997.-
    TK-17アルハンゲリスクセヴマシュ1985.2.241986.81987.11.6-北洋艦隊
    18潜水艦師団
    TK-20セヴェルスターリセヴマシュ1986.1.61988.71989.9-北洋艦隊
    18潜水艦師団

  4. イスラエルラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズ開発した艦載兵装の搭載システム

    安定装置とリモートウェポンシステム(RWS)を組み合わせ装置であり、軽量甲板上に据え付けることで運用が可能である。
    システム自体有する弾道計算機能や姿勢制御機能を用いたRWSとしての遠隔操作のほか、艦の有する機器との連動手動による運用も可能となっている。

    大型艦の近接防御火器小型艦艇主砲としての売り込みが行われており、イスラエルのほか、アメリカオーストラリアシンガポールなどに輸出されている。
    【スペックデータ】
    武装タイフーン:
    口径30mm以下の機関砲同軸機銃チャフデコイミサイルなど
    ミニタイフーン
    7.62mm機関銃M2GAU-17、40mmグレネードランチャー
    弾数タイフーン:
    200発以下、168発(M242場合
    ミニタイフーン
    230発以下
    照準装置タイフーン:
    CCDFLIRLRF
    ミニタイフーン
    CCDFLIR
    旋回角度タイフーン:左右160
    ミニタイフーン360
    俯角20
    仰角タイフーン:45
    ミニタイフーン60
    重量タイフーン:1000kg以下
    ミニタイフーン140~170kg

    バリエーション
    ・タイフーン
    GSA
    機関砲Gun)及び艦対空ミサイルSAM)を搭載したもの

    DSA
    デコイSAM搭載したもの

    GS
    機関砲とSPIKE-ERミサイル搭載したもの

    G:
    20mmか23mmの機関砲電気光学照準装置搭載したもの

    Mk38 Mod2:
    アメリカ合衆国海軍採用したタイフーンの型番M242ブッシュマスター」25mm機関砲搭載
    BAEシステムズとの協力により供給されている。

    ミニタイフーン
    SSM
    機関銃小型ミサイル搭載したもの

    Mk49 Mod 0:
    アメリカ合衆国海軍向けの型。
    ジェネラル・ダイナミクスとの共同開発


タイフーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/18 02:02 UTC 版)

タイフーン (Typhoon)




「タイフーン」の続きの解説一覧

タイフーン

出典:『Wiktionary』 (2010/11/06 22:51 UTC 版)

名詞

  1. 北西太平洋における、最大風速64ノット上の熱帯低気圧台風)に対する、気象庁での国際的呼び方。
  2. 北西太平洋における、最大風速74マイル時以上149マイル時以下の熱帯低気圧対する、米観測機関の呼び方。

語源

英語: typhoon

関連語

語義1
語義2





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