東京消防庁に業務委託しない理由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 00:12 UTC 版)
「稲城市消防本部」の記事における「東京消防庁に業務委託しない理由」の解説
伊豆諸島を除く東京都の市区町村の消防はすべて東京消防庁に業務委託しているが、稲城市のみ業務委託せず単独で消防を行っている。また、今後東京消防庁に対して業務委託をする予定も現段階では存在しない。単独消防を行うメリットとして、以下の5つを挙げている。 消防・防災対策に関する施策の意思決定が速く、迅速に実現できる。 地域防災関係団体との連携のとれた消防・防災行政を推進できる。 消防職員が市職員であることから、緊急時の連絡体制の確保が迅速に処理できる。また、消防本部が市の一部局であることから、各種消防施策を市と連携して遂行できる。 職員の市外異動がないことから、職員が管内情勢に精通できる。 防災課を消防本部に配置しており、防災業務の一元化を図ることができる。 東京消防庁に委託するデメリットは、単独消防としてのメリットが生かせないことであり、単独消防のデメリットがないため、業務委託するメリットはないとしている。
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