杉山博とは? わかりやすく解説

杉山博

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 05:30 UTC 版)

杉山 博(すぎやま ひろし、1918年8月4日[1][2] - 1988年10月20日[1][2])は、日本の歴史学者東京大学名誉教授。専門は日本中世史。

略歴

神奈川県小田原市出身[1][3]。國學院大學文学部で高柳光寿渡辺世祐の指導を受け日本中世史を学び[4]1941年に卒業[2]。卒業論文は「中世末期に於ける夫役に就て」[5]。その後、兵役につき[2]、戦後、1946年國學院大學図書館司書、翌1947年東京大学史料編纂所勤務[2]を経て、1972年東京大学史料編纂所教授。1976年から駒澤大学文学部教授[1]

地方史研究協議会の創立にも加わっており[2]、史料・文書や自治体史の編修に尽力した。

著作

杉山の急病という事情で、藤木久志佐々木銀弥百瀬今朝雄瀬野精一郎、福田榮次郎、永原慶二、池永二郎がそれぞれの専門分野を分担して執筆している(誰がどの章を担当したかは書かれていない)[6]
  • 小田原衆所領役帳〈日本史料選書〉、近藤出版社、1969年。
  • 北条早雲のすべて、新人物往来社、1984年。
  • 北条早雲、名著出版〈小田原文庫〉/ 小田原文庫刊行会編集、1976年。
  • 庄園解体過程の研究、東京大学出版会〈東大人文科学研究叢書〉、1959年。
  • 戦国大名 後北条氏の研究、名著出版、1982年。
共著
編修・監修
関連
  • 戦国の兵士と農民、杉山博先生還暦記念会編、角川書店、1978年。
  • 駒沢史学 杉山博先生古希紀念号―戦国大名論集、駒澤大学、1988年。
  • 戦国期職人の系譜―杉山博博士追悼論集、永原慶二所理喜夫他、角川書店、1989年。

参考文献

  • 所理喜夫 著「故杉山博先生の学問とその系譜」、永原慶二; 所理喜夫 編『戦国期職人の系譜:杉山博博士追悼論集』角川書店、1989年、339-344頁。ISBN 4048210378 
  • 署名なし「杉山博先生を偲ぶ」『駒沢史学』第44号、1990年、99頁、NAID 110007002984 
  • 杉山博『戦国大名後北条氏の研究』名著出版、1982。
  • 羽村克「地方史研究者列伝(4)」『日本古書通信』第54巻第4号、日本古書通信社、1989年、20-25頁。 

脚注

  1. ^ a b c d 署名なし 1990
  2. ^ a b c d e f 所理喜夫 1989
  3. ^ 杉山博『戦国大名後北条氏の研究』名著出版、1982年。 
  4. ^ 羽村克 1989
  5. ^ 「昭和16年度学部卒業論文題目一覧」『國學院雑誌』第48巻第1号、皇典講究所、1942年、77-79頁、ISSN 0288-2051 
  6. ^ 稲葉継陽 「解説」(新装版・中公文庫 『日本の歴史11 戦国大名』ISBN 978-4122045088 中央公論新社、2005年、p.544。

杉山博

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ララピポ」の記事における「杉山博」の解説

32歳のフリーライター。現在はメーカープレスリリースをまとめる新製品パブ記事ページ一つ受け持つだけに落ちぶれている。 後輩ライターフラれたことがきっかけで対人恐怖症気味。一流大学卒業したことが心の支えとなっているが、100キロ超える肥満体アパート入居してきた栗野頻繁に女性連れ込むことを知り盗聴マイク性行為の音を盗み聞きしている。

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