本来の概念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 08:07 UTC 版)
本来は仏教用語で、六道輪廻世界観において欲界の第六天にあたる他化自在天にあり、仏道修行を妨げる「第六天魔王波旬」のことである。 のちにその他の神話や伝説における邪悪な神格の頂点、もしくは悪魔や怪物、妖怪などの頭領の呼称として幅広く使用されるようになる。尊称、もしくは魔王の中の魔王を指す呼称として「大魔王(だいまおう)」がある。 特にキリスト教のいうサタン(ルシファー)の訳語として用いられ、時に「魔王サタン」などと称される場合がある。英語の the Devil(大文字始まり)や archenemy に相当する。
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