木造校舎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 10:04 UTC 版)
概要 1935年建築、木造2階建てで延べ床面積4589平方メートル 耐震化工事 2014年の耐震診断において、耐震不足とされたことにより、2015年に鹿沼市が耐震補強技術検討会を立ち上げ、東京都市大学の大橋芳光名誉教授の助言を受けた。歴史的な価値を残しつつ、校舎として継続使用する、現状をできるだけ残す、児童が過ごしやすい校舎を基本条件とした。工事では、南、西、北棟で逆コの字型に並ぶ校舎のうち、西棟を鉄筋コンクリート造に、南棟と北棟を結ぶ中央廊下を鉄骨造りに変更、天井や壁は一旦剥がして新たに梁や筋交い、合板を組み込み耐震補強とした。防災や安全性、意匠などが優れた建築物を表彰する日本建築防災協会の耐震改修優秀賞を受賞した。表彰理由は「建物の歴史的価値の見極めと補強方法の選択は、地方における未指定文化財の耐震補強の好事例である」。
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