木造仏通禅師坐像
主名称: | 木造仏通禅師坐像 |
指定番号: | 3265 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1971.06.22(昭和46.06.22) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 1躯 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 東福寺第九世癡兀大慧【ちこつだいえ】(一二二八~一三一一)の頂相である。禅師の画像としては京都願成寺本(寿像)、同東福寺本(四十祖像の一、明兆筆)などが知られているが、本像はめずらしい彫像の作例である。画像と同様、曲〓に坐る頂相に共通する姿で、骨格のたくましい堂々たる体躯、眉を寄せ、強い眼光で前方を凝視する相貌には禅師の個性がみなぎっており、その適格な象形は、いわゆる頂相彫刻の中でも出色のものである。正和元年(一三一一)禅師の歿後あまりへだたらない頃の造像と考えられる。 |
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