最終的な性能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 20:22 UTC 版)
「仮称二号電波探信儀二型」の記事における「最終的な性能」の解説
二二号電探の性能は、波長10 cm、出力2 kW、重量1,320 kg、戦艦を35 km、駆逐艦を17 km、潜水艦の潜望鏡を5 kmで発見する能力を持っていた。当初、測距精度500 m/測角3度の精度だったが、南方泊地で装備された二号二型改3受信機改付では、測距精度100 m、測角精度0.5度と性能向上し、遠距離での光学測距儀の精度を上回ることから(大和以外の日本戦艦が装備した10 m測距儀は、最大誤差 1,200 m、公誤450 m)光学測距儀と併用の上で、対水上射撃にも使用された。重巡「妙高」は、1944年12月13日の夜戦におけるレーダー射撃によって米潜水艦に命中弾を与えるなど、実戦での戦果も確認された。
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