放電
暗流(暗電流)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 08:25 UTC 版)
大気中において、自然放射線などにより発生するイオンの数は毎秒10-20個/cm3程度であり、これにより1000-2000対/cm3程度のイオン対が大気中には存在する。大気中で対向する電極に電圧を印加すると、イオンが電極に捕えられ、微弱な電流が流れる。これを暗流と呼ぶ。電極に印加する電圧を上昇させると暗流は大きくなるが、一定の電圧をこえると、電極間に発生する全てのイオンが電極に捕えられ、電圧に関わらず一定の電流が流れるようになる。この時の電流の値は、10-17A/cm2程度である。
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「暗流」の例文・使い方・用例・文例
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