くら・い【暗い/×昏い/▽冥い/▽闇い】
読み方:くらい
[形][文]くら・し[ク]
1 光が弱い。光が少なくて、物がよく見えない。「辺りが—・い」「—・い夜道」⇔明るい。
2 色彩が黒みがかった感じである。くすんでいる。「—・い緑色」⇔明るい。
3 気持ちが晴れ晴れせず、沈み込んでいる。また、人にそのような印象を与えるさま。「—・い気分」「—・い世相」「表情が—・い」⇔明るい。
4 不幸な感じである。また、人に触れられたくない事情がある。「—・い過去をもつ」
5 その事について希望がもてない。期待できない。「見通しが—・い」⇔明るい。
6 その方面・分野のことに知識が乏しい。不案内である。「地理に—・い」「事情に—・い」⇔明るい。
「—・き人の、人をはかりて、その智を知れりと思はん、さらに当たるべからず」〈徒然・一九三〉
「時—・きに鍾(あた)れり」〈神武紀〉
9 不足している。不十分である。
「我が韃靼(だったん)は大国にて、七珍万宝—・からずと申せども」〈浄・国性爺〉
[派生] くらさ[名]
暗い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/28 23:39 UTC 版)
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関連項目
「暗い」の例文・使い方・用例・文例
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