日本国内のMMS事業者同士の相互接続について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 20:41 UTC 版)
「マルチメディアメッセージングサービス」の記事における「日本国内のMMS事業者同士の相互接続について」の解説
ソフトバンクモバイルと旧イー・アクセス(後の旧ワイモバイル)は共にMMS採用事業者だが、お互いに相互接続は行われていない。よって、両社間の電話番号でのMMS送受信は不可能である(どうしてもMMSで通信する場合はメールアドレスでインターネット経由となり、遅延の原因となる)。 これは、旧イー・アクセスが従来からのソフトバンク網利用のEMOBILE 4G-S契約を開始した場合も状況が変わらず、4G-S契約利用者と、元々のイー・アクセス利用者との間でも(イー・モバイルブランド同士なのに)通信出来ない原因である。2015年4月に、会社は合併してソフトバンクモバイルとなっているが、「SoftBankブランド、Y!mobileブランドのタイプ1/3、旧4G-S」と「Y!mobileブランドのタイプ2および旧4G-Sを除く旧イー・アクセス契約」の2種類に分かれている状況は変わらない。 Y!mobileブランド発足後、MMS に関してソフトバンク網利用の契約は「電話サービス(タイプ1)」、「電話サービス(タイプ3)」、旧イー・アクセス網利用は「電話サービス(タイプ2)」という名前に変化し引き継がれた(タイプ2については、旧イー・アクセス端末は旧契約扱い、ワイモバイル端末は電話サービス(タイプ2)扱いと約款上は区別される。タイプ1・3に関しては、2014年8月1日以降の契約および同日以降に基本料金プランを変更した場合はタイプ1・3の扱い、それ以前からの契約の場合は、プランを変更しない限りは旧契約扱いのままとされる)が、ソフトバンク網と旧イー・アクセス網間のMMS交信不可の状況は変わっていない(2015年2月現在)。
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