日本における健康被害や法的地位などの問題点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:52 UTC 版)
「カイロプラクティック」の記事における「日本における健康被害や法的地位などの問題点」の解説
日本は各府省により対応が異なる。厚生労働省医政局は民間療法=無認可手技療法、厚生労働省職業安定局は医療・保健・福祉の職業やサービス業、経済産業省は医療・福祉に位置づけている。施術および開業については昭和35年の最高裁判決「医業類似行為を業とすることを禁止処罰するのは、人の健康に害を及ぼす虞のある業務行為に限局する」、また「職業選択の自由」により就業している状況である。 現在、カイロプラクティックを直接規定する法律が存在しないが、長年にわたって厚生労働省はカイロプラクティック業界の存在を認知している。無論、人の健康に害を及ぼすおそれがあれば、あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律(『あはき法』という)第12条違反や、医師法第17条違反となり、処罰の対象となり得る。
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