文化・芸術施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 12:18 UTC 版)
「アマリロ (テキサス州)」の記事における「文化・芸術施設」の解説
2006年、市中心部の再開発の一環として、シビック・センターの向かいにグローブ・ニュース演技芸術センター(Globe-News Center for the Performing Arts)が開館した。この最新の劇場は1,300名の収容能力を誇り、アマリロ・オペラ、アマリロ・シンフォニー、およびローンスター・バレエ団の公演が開かれている。非営利のコミュニティ・シアター・グループであるアマリロ・リトル・シアター(Amarillo Little Theatre)は、9月から翌5月までの期間限定で各種の公演が開かれている。このグループは市中心部の西に2ヶ所の劇場を抱えている。パロ・デュロ・キャニオンの野外劇場では、夏の間「テキサス」(Texas)というミュージカルの公演が毎晩行われる。このミュージカルはテキサス州北西部の入植者たちの歴史を描いたものである。2002年に37年間用いた台本がより史実に忠実なものに変更され、それに伴ってタイトルも「テキサス・レガシーズ」(Texas Legacies)と変わったが、観客動員数が減少したため、2006年の公演では元の台本に戻すことになった。 当市にはアメリカン・クォーター・ホース協会(American Quarter Horse Association、AQHA)が本部を置いている。AHQAはアメリカン・クォーター・ホースという競走馬の種の保存、改良、および記録保持に尽力している国際的な機関である。AQHAは博物館も有している。また、AHQAとセンター・シティ・オブ・アマリロの共同後援の下、Hoof Prints of the American Quarter Horseという美術プロジェクトも行われた。これは地元企業が馬の像を購入し、地元の芸術家が像に色をつけるというものである。 市内の大学も芸術施設や博物館を有している。アマリロ大学のワシントン通りキャンパスは、1972年に開館した美術館とコンサートホールを兼ねる建物を有している。また、同大学は全米の2年制大学で最大の自然史博物館も有している。また、西テキサス農工大学のキャンパス内には、テキサス州最大と謳うパンハンドル・プレーンズ歴史博物館(Panhandle-Plains Historical Museum)がある。 ハリングトン地域医療センターの近くにあるドン・ハリングトン・ディスカバリー・センター(Don Harrington Discovery Center)は、宇宙劇場と60以上の展示物を有する科学館である。館内の展示物は全て触れることができるものである。館外にはヘリウム・モニュメント(Helium Monument)と呼ばれる鉄製のモニュメントがある。このモニュメントはタイムカプセルを有しており、当市をHelium Capital of the World(世界のヘリウムの都)と称している。ディスカバリー・センターの近くにはアマリロ植物園(Amarillo Botanical Gardens)もある。 市内および周辺の著名な博物館には、他に次のようなものもある。 クワハディ・キバ・インディアン博物館(Kwahadi Kiva Indian Museum) - ネイティブ・アメリカンの芸術品の展示やダンスの披露が行われている。 イングリッシュ・フィールド航空宇宙博物館(The English Field Air & Space Museum) - 旧空港跡地を改装したもので、テキサス航空歴史協会(Texas Aviation Historical Society)によって運営され、航空機や宇宙に関する展示物を揃えている。
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