揺れ体験訓練
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 05:10 UTC 版)
想定される地震動に相当する強い揺れを擬似体験する訓練。 「起震車」を用いて、驚くような縦揺れと、小幅ながら強烈な短周期の横揺れを体験させることが一般的。 最近では、防災訓練の多様化に伴い、オフィスやマンションなど室内に設置できる「地震ザブトン」が用いられる場合も多い。様々なメニューがある中、阪神淡路大震災時の神戸市須磨区の地震波では、家屋倒壊や家具転倒をもたらした大きな横揺れを体験できる。また、東日本大震災時に観測された地震波では、2分近く続く長時間の揺れを体験できる。現在、高知県黒潮町や四万十町の津波避難訓練にも活用されるなど、より一層の自助推進啓発に役立てられている。
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