打製石器の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/29 22:07 UTC 版)
旧石器時代の打製石器には主に以下のようなものがある。 ハンドアックス切ったり、掘ったり万能な方法で用いられた石器。握斧(あくふ)または握槌(にぎりづち)がこれにあたる。 ブレイド(石刃)切る、削るなどの用途に用いられた鋭利な石器。 ポイント(尖頭器)弓矢や槍の先頭に付け主に狩猟のために用いられた石器。 他にスクレイパーやナイフ形石器、彫器があった。 縄文時代になると、石匙・石鏃・石錐・石斧・石槍など用途に応じた多様な打製石器がつくられるようになる。これらはいずれも剥片石器である。これに対し、石核とは打製石器を制作した時に残った石材のことであり、原石の芯にあたる部分からつくり出された石器のことを石核石器という。
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