手取層群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 07:52 UTC 版)
手取層群(てとりそうぐん)は、富山県、石川県、福井県、岐阜県にまたがる中生代ジュラ紀中期から白亜紀前期にかけての地層[1]であり、恐竜や植物等の化石が多く発掘されることで世界的に知られる。手取川(てどりがわ)の流域に模式的に分布するため、この名がついた。
- ^ a b c 松川正樹, 福井真木子, 小荒井千人, 浅倉努, 青野宏美, 「手取層群で確認された三番目の海進相-岐阜県飛騨市古川町周辺に分布する手取層群に基づいて」『地質学雑誌』 113巻 8号 2007年 p.417-437, doi:10.5575/geosoc.113.417
- ^ 古手取湖[リンク切れ]
- ^ 前田四郎, 「白山地域の手取層群の層序と構造(その1 層序)」『地質学雑誌』 1958年 64巻 758号 p.583-594, doi:10.5575/geosoc.64.583
- ^ 前田四郎, 「手取層群の地史学的研究」『千葉大学文理学部紀要』 3巻 3号 p.369-426,図1枚, 1961-12, NAID 40018043645
- ^ 前田四郎, 「福井県九頭竜川南域の手取層群の層序」『地質学雑誌』 67巻 784号 1961年 p.23-31, doi:10.5575/geosoc.67.23
- ^ 松川正樹, 中田恒介, 「手取層群の分布域中央部の層序と堆積環境の変遷 : 非海生軟体動物化石群集に基づいて」『地質学雑誌』 105巻 12号 1999年 p.817-835, doi:10.5575/geosoc.105.817
- ^ 松川正樹, 小荒井千人, 塩野谷奨 ほか, 「手取層群の主要分布域全域の層序と堆積盆地の変遷」『地質学雑誌』 2003年 109巻 7号 p.383-398, doi:10.5575/geosoc.109.383
- ^ “フクイリュウ、フクイラプトル発掘、よみがえる恐竜時代の痕跡:福井県立恐竜博物館館長・東洋一さんに聞く”. ビッグイシュー日本 (2015年1月26日). 2015年10月12日閲覧。
- ^ 松川正樹, 福井真木子, 小河佑太力 ほか, 「手取層群の分布域東部(富山・岐阜県境)の層序の再検討と神通層群(新称)の提案」『地質学雑誌』 120巻 5号 2014年 p.147-164, doi:10.5575/geosoc.2013.0011
- ^ 山田敏弘, 「手取層群の定義についての研究史と提言 (PDF) 」『福井県立恐竜博物館紀要』 16号 2017年12月 p.55-70
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