愛媛大学と地域史研究とは? わかりやすく解説

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愛媛大学と地域史研究

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 06:21 UTC 版)

篠崎勝」の記事における「愛媛大学と地域史研究」の解説

帰郷した年、1951年発足した愛媛大学歴史学研究会」に参加して、その「月報」にいくつかの論考残している。「日本近代化進めたものと阻んだもの」、「うれうべき日本史取扱い」など、戦後新し時代息吹若き歴史学者篠崎勝心意気垣間見えるようである。その頃愛媛県知事から愛媛労働者歴史書いてほしいと依頼された。そのためにはまず愛媛労働者の生活と運動明らかにする資料編纂して労働者住民共有財産とすることを考えた。『資料愛媛労働運動史』全9巻1958年1965年)をまとめた。久松革新県政時代依頼されたが、保守県政鞍替えして出版しぶったが、この膨大な地域労働運動資料集学会からも注目され全巻刊行された。また、愛媛県編纂委員副委員長として『愛媛県概説上・下)』(195960年副知事会長)をまとめた。また愛媛大学学際的な協同発足した愛媛大学地域社会総合研究所」では、1955年から3年間、「地域社会民主化」を基本テーマにして、『地域社会における民主化構造―「住友大国」における労働者形成―』をまとめた。 経済学歴史学法学社会学・教育学倫理学等の各分野から研究者参加して新居浜教員など協力も得、現地調査ふまえてまとめあげた。篠崎勝の強い意見もあり、住友幹部なども参加した公開報告会開催された。 篠崎勝1953年からおよそ10年今治綿業に関する実証研究すすめた今治綿業を通しての、原始的蓄積過程、マニュファクチャ段階産業革命期から大正期一般的危機の時代労働者形成対立関係明らかにした。

※この「愛媛大学と地域史研究」の解説は、「篠崎勝」の解説の一部です。
「愛媛大学と地域史研究」を含む「篠崎勝」の記事については、「篠崎勝」の概要を参照ください。

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