悪霊編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 11:38 UTC 版)
(C村に着いた直後、留置所における関本との会話から派生) マスコミはC村で起きている事件を連続殺人としていたが、実際は心停止、つまり事故死だった。だがこの事故死は一時期に急速に、同じ地域で起こっているため、警察の上層部には単なる事故と考えていない者もいた。関本はこの事件を、呪いによるものであるという可能性を提示する。 被害者たちと友人だった水瀬遥への取り調べ中、紗希は信用を得るため、水瀬に自身を友人と思ってもいいと話すが、水瀬は親しい人間が皆死んでいるという事実を話す。その後も取り調べを続けていると、紗希は水瀬の背後に、黒いもやとその中から出ている大量の手を目撃する。その翌日、水瀬が心停止により死亡する。紗希たちは水瀬を調べた結果、中学時代以降の水瀬の周りで、多くの死者が出ていることを突き止める。関本は水瀬の高校時代に起きた大量死を調べていたため、今回の事件のことを知っていたのである。関本自身の殺人事件も、それに関するものだという。 黒いもやが同僚の立花美鈴にも見えていることに気づいた紗希は、美鈴の過去を調べ、美鈴と水瀬が中学時代からの同級生だったことを突き止める。美鈴は紗希に今回のことを問い質され、過去を打ち明ける。美鈴は水瀬と友人であり、ある時クラスで流行っていた「キューピッドさん」という、「キューピッドさん」を呼び出して質問をするというおまじないを2人で行ったが、美鈴がキューピッドさんの存在を疑うようなことを言い出す。するとキューピッドさんが2人どちらかの命を要求し出す。友達の命が欲しいとも言うキューピッドさんに、美鈴は「友達の友達」ならいいと返す。その翌日、2人の共通の友人が全員心停止で死亡したという。 話が終わった後、美鈴はもやに包まれ死亡し、関本も死亡する。紗希は自身が美鈴とも水瀬とも「友達」になったことで、美鈴と水瀬が「友達の友達」になったことに気づく。
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悪霊編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 21:00 UTC 版)
ペンションの宿泊客や主人公たちが、窓の外から不気味な目がのぞきこんでいるのを各自の部屋で目撃する。その正体がわからない中、フリーのルポライター・美樹本が探り始める。何かを知っている美樹本と何かを隠そうとしている小林が言い争う中で他にも目撃者があらわれ、ついに殺人事件まで起きてしまう。
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