性別による名称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 04:58 UTC 版)
牡の牛 牡(オス)の牛。日本語では、牡牛/雄牛(おうし、おすうし、古訓:『をうじ』とも)、牡牛(ぼぎゅう)という。「雄牛(ゆうぎゅう)」という読みも考えられるが、用例は確認できず、しかし種雄牛(しゅゆうぎゅう、雄の種牛〈しゅぎゅう、たねうし〉)という語形に限ってはよく用いられている。古語としては「男牛(おうし、古訓:をうじ、をうじ)」もあるものの、現代語として見ることは無い。 英語では、"bull"、"ox"、方言で "nowt"という。 ラテン語では "taurus"(タウルス)といい、"bos"と同じく性別の問わない「牛」の意もある。 牝の牛 牝(メス)の牛。日本語では、牝牛/雌牛(めうし、めすうし、古訓:めうじ、をなめ、をんなめ、うなめ等)、牝牛(ひんぎゅう)という。「雌牛(しぎゅう)」という読みも考えられるが、用例は確認できず、雄と違って種雌牛も「しゅしぎゅう」ではなく「たねめすうし」と訓読みする。古語としては「女牛」「牸牛」の表記もあるものの、現代語として見ることは無い。 英語では "cow"、ラテン語では "vacca"という。
※この「性別による名称」の解説は、「ウシ」の解説の一部です。
「性別による名称」を含む「ウシ」の記事については、「ウシ」の概要を参照ください。
- 性別による名称のページへのリンク