後転グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:53 UTC 版)
回転力を高めることに加え、頭を抜くときに腰を開き、手の押しを同調させ、腰の位置を高くすることが発展技に結び付く。 後転(こうてん) しゃがんだ姿勢から体を丸めながら尻-背中-後頭部-足裏の順にマットに接して腰を上げながら後方に回転し、両手で押して立ち上がること。後転が苦手な児童には、ゆりかごなどの体を揺らす運動遊びや、かえるの逆立ちなどの体を支える運動遊びに取り組んだり、傾斜を利用して回転に勢いをつけて転がりやすくしたりして、腰を上げたり、体を支えたり、回転の勢いをつけたりする動きが身に付くようにするなどの配慮がなされる。 開脚後転(かいきゃくこうてん) しゃがんだ姿勢から体を丸めながら尻-背中-後頭部-足裏の順にマットに接して腰を上げながら後方に回転し、膝を伸ばして足を左右に大きく開き、両手で押して膝を伸ばしたまま開脚立ちすること。条件を変えた技は伸膝転がり開脚後転で、発展技は伸膝後転である。 伸膝後転(しんしつこうてん) 直立の姿勢から前屈しながら後方へ倒れ、尻をつき、膝を伸ばして後方に回転し、両手でマットを押して膝を伸ばしたまま立ち上がること。更なる発展技は後転倒立である。 後転倒立(こうてんとうりつ) 後転したまま腰を勢い良く伸ばし、力強く腕を伸ばして体をまっすぐに伸ばし、倒立する。 後転グループ技 後転 開脚後転
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