後梁とは? わかりやすく解説

こう‐りょう〔‐リヤウ〕【後梁】

読み方:こうりょう

[一]中国五代最初王朝907年、唐の節度使朱全忠(しゅぜんちゅう)が唐を滅ぼして建国。都は汴京(べんけい)(開封)、のち洛陽923年後唐李存勗(りそんきょく)に滅ぼされた。ごりょう

[二]南朝異称


ご‐りょう〔‐リヤウ〕【後梁】

読み方:ごりょう

こうりょう(後梁)


後梁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/24 05:59 UTC 版)

後梁(こうりょう)は、五代の最初の王朝。末の混乱期にの朝廷を掌握した軍閥の首領朱全忠が、907年哀帝より禅譲を受けて建国した。都は開封[1]。中国では、南北朝時代後梁(西梁)と区別して朱梁とも呼ぶ。


  1. ^ a b 愛宕 1997, p. 9では「汴州を東都開封府と改称して都城とした」とする。
  2. ^ a b 廟号も諡号もなし
  3. ^ 愛宕 1997, pp. 9–11.
  4. ^ a b 愛宕 1997, pp. 11–13では実子朱友珪について三男とする記載はなく、912年6月の太祖朱全忠を殺害し即位したとし、その後913年2月に朱友貞に殺害されその朱友貞を2代目末帝としている。
  5. ^ 愛宕 1997, p. 13.
  6. ^ 913年、朱友珪により改元。2月、朱友貞が乾化を復活。


「後梁」の続きの解説一覧

後梁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 14:50 UTC 版)

中国帝王一覧」の記事における「後梁」の解説

1. 太祖朱全忠在位907年 - 912年907年に唐の哀帝迫って譲位をさせ、帝位についた912年領内節度使反乱鎮定したが、これに介入した晋(後唐前身)軍に敗れ病を得たため仮父子の関係にあった朱友文後継者指名しようとした。これを不満とした実子朱友珪により朱友文とともに殺害された。 2. 郢王(朱友珪在位912年 - 913年912年6月太祖朱全忠殺害し即位したが、913年2月に弟の朱友貞により殺害された。 3. 末帝朱友貞在位913年 - 923年913年に兄の朱友珪殺害し帝位についた923年10月後唐軍の攻撃を受け、開封府城内自害した

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後梁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 00:21 UTC 版)

元号一覧 (中国)」の記事における「後梁」の解説

後梁の元号 開平907年 - 911年乾化911年 - 915年鳳暦913年913年朱友珪により改元2月朱友貞乾化復活貞明915年 - 921年龍徳921年 - 923年

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