弘知法印御伝記とは? わかりやすく解説

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弘知法印御伝記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/15 03:47 UTC 版)

弘知法印御伝記』(こうちほういんごでんき)は、即身仏となった弘知法印の伝説を基にした説教浄瑠璃1685年貞享2年)刊の絵入り本が1963年昭和38年)にイギリス大英博物館で発見され、世に知られた。江戸時代初期に演じられた古浄瑠璃の一つで、正本は江戸孫四郎(江戸時代前期の説経節太夫[1])によるもの。角書きは「越後国柏崎」(えちごのくにかしわざき)、内題は「弘知上人」。


  1. ^ 江戸孫四郎 えど まごしろうKotobank
  2. ^ a b c Japanese puppet play revivedBritish Library, Asian and African studies blog, 29 May 2017
  3. ^ a b c 東北文化研究室, 小田島建己, 菊谷竜太, 高橋恭寛「2012年度東北文化公開講演会「表象としての身体-死の文化の諸相」(プログラム・企画主旨)」『東北文化研究室紀要』第54巻、東北大学大学院文学研究科 東北文化研究室、2013年3月、59-61頁、CRID 1050001202741477376hdl:10097/56395ISSN 1343-0939 
  4. ^ a b 猿八座による古浄瑠璃「弘知法印御伝記」ロンドン公演国際交流基金、2017.5.1
  5. ^ a b 北嶋藤郷「日本におけるドナルド・キーン略年譜 1978-2014〈2〉」『敬和学園大学研究紀要』第24巻、敬和学園大学人文学部、2015年2月、163-190頁、CRID 1050003824912165120ISSN 0917-8511 


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弘知法印御伝記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:51 UTC 版)

鶴澤浅造」の記事における「弘知法印御伝記」の解説

人形遣い西橋とともに『弘知法印御伝記』の復活上演取り組んでいた。『弘知法印御伝記』は江戸時代初期演じられていた古浄瑠璃であるが、日本では忘れ去られており上演されるともなくなっていた。しかし、国文学者鳥越文蔵が、大英博物館死蔵されていた絵入り本1963年発見し、再び知られるようになった。のちに養父となるドナルド・キーン発案により、300年ぶりに上演されることになった。誠己は、西橋らと協力して復活上演成功させ、大英博物館などでも公演行っている。なお、この復活上演に際して新潟大学などでフランス語教師務めたクロエ・ヴィアート対し浄瑠璃指導をしていた。

※この「弘知法印御伝記」の解説は、「鶴澤浅造」の解説の一部です。
「弘知法印御伝記」を含む「鶴澤浅造」の記事については、「鶴澤浅造」の概要を参照ください。

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