建築施工管理技士
概要解説 建築施工管理技士の仕事は、鉄筋工事や大工工事、内装仕上げ工事などを含む建築工事の施工計画を作成し、現場での工程管理や品質管理などを行うことです。この間、資材や人員の管理、予算管理から周辺住民に対する安全管理などの全てを担当します。どんなに良い設計でも工事の良し悪しによって建築物の出来上がりは変わってしまうのでとても重要な仕事です。建築施工管理技士になるには、国家資格を得なくてはなりませんが、主に大規模工事を扱う1級と中小規模工事を扱う2級があります。主な勤務先となる建設会社にとって建築施工管理技士の数はそのまま技術力の証明となり、有資格者が多ければそれだけ入札も有利になるので、その重要性は高まっています。 必要な能力・資格など 関連する職業
建築施工管理技士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/08 09:06 UTC 版)
建築施工管理技士(けんちくせこうかんりぎし)は、施工管理技士国家資格のうちの1つで、1983年(昭和58年)に当時の建設省(現国土交通省)が建設工事に従事する技術者の技術の向上を図ることを目的として創設した資格である。 国土交通省所管の国家資格で、国家試験は年1回、2級の第一次検定のみ年2回実施される(実施は一般財団法人建設業振興基金)。
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