山体崩壊以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:48 UTC 版)
8,000 - 7,000年前の山体崩壊後は長く活動を休止していたが、1663年(寛文3年)を境に突如として噴火活動を再開する。山体崩壊前の活動が玄武岩質安山岩~玄武岩マグマを噴出する比較的静穏な噴火だったのに対し、山体崩壊後は流紋岩~デイサイトマグマを噴出する爆発的な噴火となっている。なお、『松前年々記』や松浦武四郎の『東蝦夷日誌』など一部資料には「慶長十六冬十月臼岳焼」との記録が見いだされるが、これは同年1611年に発生した慶長三陸地震を混同したものと考えられ、現在では有珠山の噴火記録としては認められていない。
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