宇宙忍者 バルタン星人Jr.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:28 UTC 版)
「帰ってきたウルトラマンの登場怪獣」の記事における「宇宙忍者 バルタン星人Jr.」の解説
第41話「バルタン星人Jrの復讐」に登場。 初代ウルトラマンに倒された初代バルタン星人の息子で、父の復讐のために地球に飛来する。地球に飛来したバルタン族としては四代目に当たる。色彩は黒を基調に、所々に金や銀が散りばめられている。若い個体ゆえに、腕は太くてやや短く、またハサミも先代に比べて小さく、上半分と下半分にそれぞれ黒いライン模様が見られる。笑い声も「フォッフォッフォッ」という鳴き声は発さず、普通の高笑いになっている。 建設中のマンションを改造したビルガモを操り、MAT隊員たちをビルガモの体内に監禁して人質にとる。ビルガモが倒されると巨大化してウルトラマンの目の前に現れ、「勝負はまだ一回の表だ」と復讐を示唆する捨て台詞を残して飛び去るが、背後からスペシウム光線を浴びせられ、白い十字光を発して消滅する。生死は不明。 ウルトラマンとは直接戦闘しないが、設定では300以上の超能力を身につけているとされ、ハサミからマイナス140度の冷凍弾、反重力光線、ミサイル弾を発射する。 声:阪脩(ノンクレジット) スーツアクター:遠矢孝信 デザイン:井口昭彦。造形では複眼と頭部の溝部分が赤くなっており、口吻周辺が赤から金に改められている。 旧作の人気怪獣を再登場させる『帰ってきたウルトラマン』の「延長にあたっての強化案」の一環として登場した。オープニングではバルタン星人ジュニアとクレジットされており、書籍『ウルトラマン大辞典』ではこれに準じている。 内山まもるによる漫画版はこの回の後日談的内容になっており、消滅後も暗躍している。郷秀樹が少年を撥ねたように見せかけて罪を擦りつけるという、テレビ本編におけるズール星人の役割を担うが、作戦が失敗した後はウルトラマンと再戦して投げ飛ばされたところにスペシウム光線を受けて爆破され、完全に倒される。 ファミリーコンピュータ用ゲームソフト『ウルトラマン倶楽部3』では、バルタンジュニアと表記されている。
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