蓮ダム
奥香肌湖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/23 01:02 UTC 版)
ダムによって出来た人造湖は奥香肌湖(おくかはだこ)というが、これはダム完成に先立つ1990年(平成2年)に一般公募にて決められた。名前の由来は付近の渓谷である奥香肌峡から因んだものである。香肌峡県立自然公園に指定されていて、奥香肌湖周辺には蓮八滝と呼ばれる八箇所の滝があり、遊歩道なども整備されている他、ダム下流には奥香肌峡温泉もある。また秋には紅葉が湖面を彩る。例年10月には「奥香肌湖マラソン大会」が実施され、15km・6kmマラソンと3kmトリムウォークが行われる。これ以外でもダムは常時開放されており、事前に申し込めばダム内部も見学する事が可能である。奥香肌湖は釣りも可能であるが、ブラックバスなどの外来魚の再放流は三重県の条例により禁止されている。 ダムへは伊勢自動車道・松阪インターチェンジから国道166号を経由し、奥香肌峡温泉方面に進む。公共交通機関で利用する場合はJR東海・紀勢本線松阪駅より三重交通バス・「奥香肌峡温泉スメール」行で宇藤木バス停下車、徒歩20分である。
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