天女伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/03 06:53 UTC 版)
当山は「比治の天女」降臨の地とされ、比治山伝説(羽衣天女伝説)で知られる。三保松原(静岡県静岡市清水区)、伊香小江(滋賀県長浜市木之本町)と並んで、羽衣天女に関する「三大伝説の地」とされることもある。現在、比治山伝説にまつわる地名が京丹後市峰山町や京丹後市大宮町に数多く残る。『丹後国風土記』逸文や『丹後旧事記』に記される真名井は、東麓の「女池」(めいけ)をさす。真名井には八人の天女が舞い降りて身を清めていたという。 西麓の京丹後市峰山町鱒留小字大路と大成の間に乙女神社があり、この神社には天女の3人の子供の一人が祀られていて(丹後きゅう(くさかんむりにふるどりの下に臼)事記)、お参りすると美女が授かると言われる。乙女神社の向かいにはコテージなどの宿泊設備を有する天女の里交流施設がある。1990年(平成2年)11月には峰山町立図書館に羽衣伝説の関係資料を集めた羽衣コーナーが設置された。
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