大腸がんの公表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:45 UTC 版)
大腸がんを患っていることを公表した2019年1月24日には、この日から公開を始めたTwitter上の公式アカウントで、直筆の文章が記された画像を通じて以下のメッセージを最初のツイートとして発信している。 「いつも応援して頂きありがとうございます。皆様にご報告があります、昨年末、人間ドックを受診したところ、ガンと診断されました。しかし、今は、プロ野球選手という立場でこの病気になった事を自分の使命だとも思えます。同じガン患者の方々、またそのご家族の方々にとって少しでも夢や希望となるよう精一杯、治療に励みたいと思っています。今後の予定としては近日中に手術を受け、そのあとリハビリに励んで早期の実戦復帰を目指します。僕には、大切な家族や応援してくださるファンの方々、ともに闘う仲間がいます。常に前だけを向いて進んでいきます。どうか、これからも応援の程宜しくお願い申し上げます」。 この告白によって、原口や阪神のファンはもとより、球界や他球団ファン・メディア関係者からも原口を応援するメッセージが数多く寄せられた。阪神から2008年に広島へ移籍した後に、胃がんの発見(2016年末)・手術(2017年1月)を経て広島で一軍復帰を目指していた赤松真人は、「(原口の公表には)びっくりしましたが、僕が(実戦に復帰)できているんだから彼もできる」という表現でエールを送った。自身が一軍への復帰を果たした一方で、赤松が現役からの引退を発表した2019年9月7日には、このエールに対する謝意を込めて「赤松さんが元気に野球をやられているのを見て、すごく励みになった。(おかげで)自分(の気持ちが)がもう1回前向きになれたので、これからも僕が頑張ることが(赤松への)恩返しになる」というコメントを出している。
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