大小暦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/13 08:30 UTC 版)
大小暦(だいしょうごよみ)は、和暦(グレゴリオ暦導入前の太陰太陽暦)の各月の日数(月の大小、30日である「大の月」と29日である「小の月」)をイラストなどで工夫して表現した暦である。単に大小(だいしょう)と表記する場合もある。
- ^ 公認の暦師以外の個人や民間が暦を売買することは法令で禁止されていたため。
- ^ 俳人の宝井其角が元禄10年(1697年)の大小を表すために作った「大庭を しろくはく霜 師走かな」(2・4・6・8・9・11・12月が大の月)という句が残されている。
- ^ 二(に)四(し)六(む)九(く)士(さむらい)。「士」と書いて「さむらい」と読ませる。11(十一)の漢数字縦書き表記が、「士」という字に類似していることに由来しており、通常「さむらい」を表す漢字表記である「侍」を用いて表記すると、語呂合わせの意味が不明になってしまう点に注意が必要である。
- ^ 同様の配置は享和元年(1801年)にも発生しており、この時には「大小と 順に数えて 盆踊り」(奇数月が大、偶数月が小を交互に繰り返すが、旧暦のお盆がある7月で踊る(繰り返すという意味。踊り字と同じ語源)ので8月も大となり、以下奇数月が小、偶数月が大を交互に繰り返すことを意味する)という語呂が用いられた。
- 1 大小暦とは
- 2 大小暦の概要
大小暦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 18:31 UTC 版)
詳細は「大小暦」を参照 近世にはその刷り物は実用性を越えて大名・旗本や富裕商人層の趣味となり、身分を越えた交換会も開催された。その工芸品としての美術的価値は再評価されつつある。
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