大学認証評価問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 10:05 UTC 版)
2010年 大学の認証評価機関である日本高等教育評価機構 (JIHEE) により、2009年度実施の評価を基準の一部を満たしていないとして判断を保留され、3年以内に再評価を申請するよう示唆された。特に指摘されたのが収容定員充足率で、定員の20%を下回る状態が続いていることが指摘された。また、必要専任教員数及び教授数を満たしていない点も問題視された。 2013年 日本高等教育評価機構より、2012年度実施の再評価の結果「不認定」となった事が公表された。必要専任教員数及び教授数を満たしていない点は改善されたものの、収容定員充足率が改善されていない為、不認定となった。 2017年 日本高等教育評価機構より、2016年度実施の評価の結果、基準の一部を満たしていないとしてまたもや判断を保留された。出願者は留学生が大半を占め、一般入試や推薦入試での入学者はごくわずかな人数にとどまっている事が指摘され、やはり前回同様に収容定員充足率が低い事を問題視した。 2019年 日本高等教育評価機構より、2018年度実施の再評価の結果「適合」となった事が公表された。2017(平成29)年度及び2018(平成30)年度の入学者は増加し、収容定員充足率は0.5倍を上回り、改善されことから。大学認証評価制度が出来てから10年目になりようやく適合の認定を受けた。
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