墨野隴人
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墨野 隴人(すみの ろうじん)は、高木彬光の推理小説に登場する架空の名探偵。初登場は小栗上野介の徳川埋蔵金をめぐる殺人事件を描いた『黄金の鍵』。
- ^ 村田和子は当初、外国人の音楽家か大学の先生かと思ったらしい。
- ^ ただし、「隴」の字音仮名遣は「ロウ」で「老」は「ラウ」である。また「人」には「jing」のような読みは、現代中国語においてすら存在せず、むしろ「隴」の方が「ロング」のような発音である。
- ^ 『黄金の鍵』(角川文庫、1978年)解説より
- ^ 『一、 二、三、死』(角川文庫、1979年)解説より
- ^ 『大東京四谷怪談』(角川文庫、1979年)解説文、中島河太郎
- ^ 墨野隴人が神津恭介であることが明かされる。
- ^ 『大東京四谷怪談』は1997年にもテレビ朝日「土曜ワイド劇場」でドラマ化されているが、こちらには墨野隴人は登場していない。
墨野隴人(オルツイ女男爵トリビュート)
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「高木彬光」の記事における「墨野隴人(オルツイ女男爵トリビュート)」の解説
黄金の鍵 光文社 1970(カッパ・ブックス)のち角川文庫、光文社文庫 - 名探偵待望論に応えたシリーズ。 一、二、三 - 死 光文社 1974(カッパ・ノベルス)のち角川文庫、光文社文庫 - 鬼の数え歌による見立て殺人。他に類を見ない殺人の動機。 大東京四谷怪談 立風書房 1976 のち角川文庫、光文社文庫 現代夜討曽我 光文社 1987.6(カッパ・ノベルス)のち文庫 仮面よ、さらば 墨野隴人シリーズ 角川ノベルズ 1988.5 のち文庫、光文社文庫 - 1988年に本作を発表し、引退を宣言。
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