城マリー【ジョウマリー】(観賞樹)
登録番号 | 第14504号 | |
登録年月日 | 2006年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | あじさい | |
登録品種の名称及びその読み | 城マリー よみ:ジョウマリー | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 坂本和盛 | |
品種登録者の住所 | 福岡県久留米市田主丸町地徳2039番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 坂本和盛 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「城ヶ崎」の変異株であり、花形は八重咲でアジサイ型、花色が鮮紫ピンクの鉢物向きの品種である。樹形は開張性、樹高は中、枝の斑点の多少はやや多である。葉身全体の形は楕円形、先端の形は微突形、基部の形は丸形、切れ込みは無、葉縁の形、葉身長及び葉身幅は中、成葉表面の色は緑である。花序の形は半球形、花形はアジサイ型、直径は中である。両性花の明確は不明瞭、装飾花の数は中、花形は八重咲、がく片の重なりは有、重なり程度は強、装飾花の直径は中、単色・複色は単色、装飾花の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9204)である。がく片の形は卵形、縁の切れ込みは無、がく片の数は8以上である。花色の変化性は有、開花の開始時期は晩である。「城ヶ崎」と比較して、花序の花形がアジサイ型であること、両性花が不明瞭であること等で、「ミセスクミコ」と比較して、装飾花の花形が八重咲であること、装飾花の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成14年に育成者の温室(福岡県久留米市)において、「城ヶ崎」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、16年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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