国際河川とは? わかりやすく解説

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こくさい‐かせん【国際河川】

読み方:こくさいかせん

数か国の領域貫流し、または国境となっている河川で、条約によってすべての国に航行の自由認められているもの。ドナウ川ライン川など。


国際河川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 16:54 UTC 版)

国際河川(こくさいかせん、英語: transboundary rivers / international rivers)とは、地勢学的には複数の国家の領域を貫流しまたは国境をなす河川(広義の意味の国際河川)[1]。このうち特に当事国の共通利益を確保するため条約などを締結して、領域国の属地的管轄権を一定程度制限し、領域の国際化またはその努力が行われている河川をいうこともある(狭義の意味の国際河川)[1]


  1. ^ a b c d 鈴木知「国際河川の管理と開発」『水利科学』第58巻第1号、一般社団法人日本治山治水協会、2014年、100-116頁。 
  2. ^ a b c d 天野健作「インドの国際河川における合意の履行比較-インダス川、ガンジス川、マハカリ川、ブラマプトラ川-」『水文・水資源学会誌』第29巻第3号、水文・水資源学会編集出版委員会、2016年、176-185頁。 
  3. ^ 日本地誌研究所, p. 221.
  4. ^ 清水学、伊能武次「国際河川を巡る政治経済学的分析―中東・中央アジア―」、一橋大学、2004年。 


「国際河川」の続きの解説一覧

国際河川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 03:37 UTC 版)

リオ・グランデ川」の記事における「国際河川」の解説

国境の川はさんで向かい合う「米墨双子都市」と呼ばれる都市組みいくつかある。エルパソシウダ・フアーレスラレードヌエボ・ラレード、マッカレンとレイノサブラウンズヴィルとマタモーロスなどである。 1906年には蛇行するリオ・グランデ川の本来アメリカ合衆国土地であったはずの川の北側部分が、開削による河道ショートカットによって川の南側になってしまったので、1967年までの60年間はメキシコとなっていた。その忘れ去られ土地作られリオ・リコ呼ばれる街がアメリカ領とメキシコ領のどちらか両国揉めていたが、1977年協議まとまって正式にメキシコ領の街となった

※この「国際河川」の解説は、「リオ・グランデ川」の解説の一部です。
「国際河川」を含む「リオ・グランデ川」の記事については、「リオ・グランデ川」の概要を参照ください。

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