国鉄キハニ36450形気動車とは? わかりやすく解説

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国鉄キハニ36450形気動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 05:49 UTC 版)

キハニ36450形は、日本国有鉄道の前身である鉄道省1931年に2両を試作した電気式ガソリン動車である。


注釈

  1. ^ 現・株式会社池貝、株式会社池貝ディーゼル
  2. ^ 例えば150PS級のGMH17は重量が乾燥状態で約1 tで、支持架込・運転時の重量か乾燥重量かが不明である本形式のエンジンの約2 tという重量との直接の比較はできないが、単純比較では出力/重量比は本形式の機関の1.5倍であった
  3. ^ 定格回転数1250 rpm時。他に補機用として端子電圧40 V時定格出力1.6 kWの低圧出力が用意されていた
  4. ^ 国鉄の電車用量産制御器で橋絡わたりが導入されたのは、戦後開発のCS10が最初である。
  5. ^ 端子電圧600V時定格出力80kW/800rpm。
  6. ^ 省制式型番は付されなかったとされている
  7. ^ 設計段階の運転整備重量は44tであったが、完成した実車は50tに達した。なお、例えば同様の構成の電気式気動車で1930年製のスイス国鉄Dm2/4形は420 PSのディーゼル機関を搭載して自重57.3 t、アッペンツェル鉄道ABDm2/4 55-56形は250 PSのディーゼル機関を搭載して自重32 tであった。
  8. ^ 参考文献では、国鉄工作局技師による技術誌上報告で1 kmあたり1.1 lという数値も記載されており、こちらも良好な燃費ではなかった。

出典

  1. ^ 『鉄道技術発達史 第4篇』 p.821
  2. ^ a b 『鉄道技術発達史 第4篇』 p.139
  3. ^ 湯口徹「日本の内燃動車」p.56(成山堂書店 2013年)
  4. ^ 阿部敏幸「廃車体あれこれその5」『鉄道模型趣味』1995年12月号(606号)、機芸出版社、雑誌コード06455-12、p.88「国鉄キハニ36450 1962年(昭和37年)9月・大井工場」


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