国鉄キハ37形気動車とは? わかりやすく解説

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国鉄キハ37形気動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/01 02:54 UTC 版)

キハ37形気動車は、1983年(昭和58年)に日本国有鉄道(国鉄)が製造した気動車である。


注釈

  1. ^ 一方、輸送量がさらに小さな路線としては、本形式程度の設計でもなお過剰であり、これらの路線向けとしては、キハ31キハ32のような両運転台式のさらに小型・軽量で低廉な「軽快気動車」(LE-DCNDC)が主流となっていった。
  2. ^ キハ20系・1エンジン車の寸法に戻った。
  3. ^ 国鉄末期以降、低運転台のローカル用気動車が多く登場した。また電車でも、701系313系などは、ワンマン仕様車を設計の基本としているため、非ワンマン仕様車も低運転台となっている。
  4. ^ 「交通技術」1983年4月号で国鉄車両設計事務所の高橋保實は本形式のDMF13S機関について「従来のDMH17C機関を6シリンダとし、それを直噴化して出力アップを図るため、過給器を取り付けた機関である」と記述している。だがDMF13Sは新潟鐵工所の船舶用エンジンである6L13ASを鉄道用に転用したもので、明らかに誤った記述であり、高橋はDMH17系の6シリンダ型として1950年代に製作されたDMF13と、新潟6L13ASを混同している疑いが強い。技術業界誌である「交通技術」以外に、同時期に新車としてキハ37形を紹介した鉄道ファン向け雑誌でも、同様に新エンジンをDMH17系派生のごとく解説した記述がみられた。

出典

  1. ^ a b c d 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトアリル」1984年10月臨時増刊号新車年鑑1984年版20P記事。
  2. ^ 『電気車の科学』通巻419号、p.22
  3. ^ 岡田誠一「国鉄通勤形・近郊形ディーゼル動車のあゆみ」『鉄道ピクトリアル』2004年2月号、p.23
  4. ^ 岡田誠一「国鉄通勤形・近郊形ディーゼル動車のあゆみ」『鉄道ピクトリアル』2004年2月号、p.24
  5. ^ 『交通技術』通巻469号、p.30
  6. ^ a b c 岡田誠一「国鉄通勤形・近郊形ディーゼル動車のあゆみ」『鉄道ピクトリアル』2004年2月号、p.25
  7. ^ a b c 和田京太「回顧 JR西日本キハ37形」『鉄道ピクトリアル』2009年9月号、p.104
  8. ^ a b c d 和田京太「回顧 JR西日本キハ37形」『鉄道ピクトリアル』2009年9月号、p.105
  9. ^ 『鉄道ファン』通巻579号、特別付録p.42
  10. ^ 久留里線新型車両の導入について (PDF) - 東日本旅客鉄道プレスリリース 2011年12月15日
  11. ^ “久留里線でキハ30・キハ37・キハ38の運転終了”. 鉄道ファン. railf.jp鉄道ニュース (交友社). (2012年12月1日). http://railf.jp/news/2012/12/02/135000.html 
  12. ^ “【JR東】久留里線のキハ30形・キハ37形・キハ38形 運転終了”. 鉄道ホビダス. RMニュース (ネコ・パブリッシング). (2012年12月3日). http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2012/12/jr303738.html 
  13. ^ “【JR東】久留里用気動車6輌 配給輸送”. 鉄道ホビダス. RMニュース (ネコ・パブリッシング). (2012年12月11日). http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2012/12/jr6_4.html 
  14. ^ “キハ30形,キハ37形,キハ38形が新津へ”. 鉄道ファン. railf.jp鉄道ニュース (交友社). (2012年12月12日). http://railf.jp/news/2012/12/12/160000.html 
  15. ^ JR電車編成表2014冬. p. 357. ISBN 9784330424132 
  16. ^ キハ30,キハ37,キハ38の6両が水島臨海鉄道へ」『鉄道ファン』交友社(railf.jp鉄道ニュース)、2013年7月10日。
  17. ^ 「キハ37、38、30形式」の運転開始について」『』水島臨海鉄道、2014年4月14日。
  18. ^ 時刻表, 水島臨海鉄道, http://www.mizurin.co.jp/contents/time_table.html 
  19. ^ 水島臨海鉄道,キハ37 103の塗装変更完了を記念したお披露目運転を実施」『鉄道ファン』交友社(railf.jp鉄道イベント)、2021年12月14日。2021年12月16日閲覧。
  20. ^ よみがえった旧国鉄時代の車両 当時の鮮やかな赤の車体で…水島臨海鉄道で運行開始【岡山・倉敷市】」『OHK岡山放送』、2021年12月15日。2021年12月16日閲覧。


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