商標の希釈化とは?

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商標の希釈化(しょうひょうのきしゃくか)


”商標の希釈化”とは、有名な商標著名商標)について、他人いろいろな商品サービス使用することにより、その著名商標機能弱められてしまうことをいう。特定の商品サービス商標として強く刻み込まれた消費者認識が、他の商品サービス拡散されて、薄められることから希釈化(ダイリューション)と呼ばれる

商標権者は、指定商品指定サービスについて登録商標使用する権利専有し、その類似範囲商品サービス)または商標類似する範囲)において他人使用することを商標権侵害として禁止することができる。したがって、指定商品指定サービス類似しない商品サービスに、他人登録商標使用しても、商標権侵害とはならない

しかしながら著名商標については、指定商品指定サービス類似しない商品サービスについて他人使用した場合に、商標の希釈化が生じ、著名商標所有者利益害するケースがある。そこで、このような希釈行為は、不正競争行為であるとして、不正競争防止法により禁止されている。なお、商標登録されていない著名商標についても、希釈化の理論適用される


商標の普通名称化

(商標の希釈化 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/14 00:34 UTC 版)

商標の普通名称化(しょうひょうのふつうめいしょうか)とは、商標としての機能、すなわち特定の企業その他の団体が提供する商品または役務(サービス)を識別する標識としての機能(自他商品役務識別機能、出所表示機能)を有していた名称が、徐々にその機能を消失させ、需要者(取引者、最終消費者)の間でその商品や役務を表す一般的名称として意識されるに至る現象をいう。


  1. ^ 特許庁編『工業所有権法逐条解説』(第16版,2001年),1050頁
  2. ^ a b c d e f 商標審査基準第10版,第1三「第3条第1項第1号(商品又は役務の普通名称)」PDF
  3. ^ 網野誠. 商標(第五版). p. P203-P204. 
  4. ^ 日本3条、米国2条、EU7条、イギリス3条、ドイツ8条等
  5. ^ 日本46条、米国14条、EU50条・51条、イギリス46条・47条、ドイツ49条、50条等
  6. ^ 米国14条、EU50条、英国46条、ドイツ49条、フランス714条の6
  7. ^ 日本26条、米国33条・45条、EU12条、イギリス11条、ドイツ23条等
  8. ^ 山本庸幸『要説 不正競争防止法』(発明協会,第3版,49頁)
  9. ^ 参考資料集(PDF) - 産業構造審議会知的財産政策部会,第19回商標制度小委員会,配布資料,平成20年6月10日
  10. ^ 議事録 - 産業構造審議会知的財産政策部会 第19回商標制度小委員会,平成20年6月10日


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