名古屋市電在籍時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/31 14:01 UTC 版)
「豊橋鉄道モ3700形電車」の記事における「名古屋市電在籍時代」の解説
前身の名古屋市電時代はBLA形または1200形と呼称されていた。1927年(昭和2年)に製造された日本初の半鋼製低床ボギー車で、メーカーは日本車輌製造と東洋車輌である。大正末期の車両の大型化と半鋼製化の傾向に刺激されて計画され、試作車2両が1927年3月に完成、1928年(昭和3年)3月までに引き続き8両が製造された。車両番号は1201から1210まで。 10両中2両は太平洋戦争中に戦災で全焼し、1963年(昭和38年)に6両が廃車、残りの2両は1967年(昭和42年)まで使用された。豊橋鉄道に移籍した4両は、1963年に廃車された車両を購入したものである。
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