名前《頁》の読み方
人名用漢字「頁」の主な読み方
漢字の「頁」の字は、音読みでは「よう」「こう」「けつ」「げち」、訓読みでは「かしら」あるいは「ぺいじ(ページ)」と読める。「おおがい」とも読める。人名として用いる場合も、たとえば「よう」「こう」と読む字としての使用が考えられる。
漢字の「頁」は2004年9月から人名用漢字(人名に使用できる漢字)になった。それ以前は、人名に「頁」という漢字を使うことはできなかった。まだ人名用漢字としては日が浅いこともあり、世間的に定着した名前の例が特にない。
ちなみに「貢」という字は、人名としてもしばしば使われる。たとえば「貢(みつぐ)」は男性の名前として散見される。
男の子の名前の読み方
男の子の名前で「頁」の字を使うとすれば、「頁」の字を「よう」もしくは「こう」と読む名前などが考えられる。「ぺーじ」と読む名前は、十分にあり得るが、実例はなかなか見つからない。
女の子の名前の読み方
女の子の名前として「頁」を使う場合も、やはり「よう」「こう」と読む名前が主に考えられる。漢字に込められた主な意味・イメージ
「頁」という漢字は、主に「ページ(page)」に対応する漢字表記として用いられる。もしくは漢字の偏旁(つくり)の「おおがい」を指す。岩石の一種である「頁岩(けつがん)」を指す字として用いられることもある。偏旁としての「頁(おおがい)」は、人の頭を示す字形をもとにしており、主に頭・顔・首などに関する意味合いを示す。典型的には、頭、顔、頰、額、頸、顎など。
人名として「頁」の字を用いる場合も、「おおがい」の字義に因んで、「人の上に立つ人物に」「先頭に立って活躍する人物に」といった願いを込めた名前とすることは十分に考えられる。
「頁(ページ)」は、いわゆる「洋風の名前」として十分に通用しうる。インターネット企業最大手グーグル(現・アルファベット)の創業者のひとりはラリー・ページ(Larry Page)という。この天才的なコンピュータ・サイエンティスト兼実業家にあやかる、というだけも十分に名付けの理由になる。
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