吉村克二

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吉村克二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/08/06 08:18 UTC 版)

吉村 克二（よしむら かつじ、1912年（明治35年）^[1] - 1982年（昭和57年）^[2]）は、日本の農学者・水産学者。専門は水産学・水産食品学。北海道大学及び函館短期大学名誉教授。元函館短期大学学長。北海道砂川市出身

略歴

• 1927年北海道帝国大学農学部卒業。同農学部助手
• 1935年函館高等水産学校助教授
• 1944年函館高等水産学校教授
• 1954年北海道大学水産学部教授
• 1955年北海道大学より農学博士　学位論文の題は「イカのトロポミオシンに関する研究 」^[3]。
• 1965年北海道大学停年退官。同名誉教授。函館短期大学栄養学科教授
• 1976年函館短期大学学長
• 1979年函館短期大学退職

受賞歴

• 函館市文化賞（1965年（昭和40年））
• 勲三等旭日中綬章（1979年（昭和54年））

主要論文

• 久保周一郎と共同執筆『「スルメイカ」の生化学的研究 第1報:「スルメイカ」筋肉及びエキスの窒素形態並にアミノ酸に就て』（北海道大學水産學部研究彙報 3巻3号, 1953年）
• 柴田猛と共同執筆『「スルメイカ」の生化学的研究 第2報:塩基性アミノ酸の含量について』（北海道大學水産學部研究彙報 3巻3号, 1953年）
• 柴田猛と共同執筆『スルメイカの生化学的研究 第3報 : 「スルメイカ」筋肉の塩基性物質について』（北海道大學水産學部研究彙報 3巻3号, 1953年）
• 牛山寛・藤盛健・柴田猛と共同執筆『サケ幽門垂炭水化物分解酵素の研究』（北海道大學水産學部研究彙報 16巻3号, 1965年）

脚注

1. ^ 『北海道人物・人材リスト 2004 あ－そ』（日外アソシエーツ編集・発行、2003年）ｐ２２６７
2. ^ 『北海道人物・人材リスト 2004 あ－そ』（日外アソシエーツ編集・発行、2003年）ｐ２２６７
3. ^ 博士論文書誌データベース

先代 野又貞夫

函館短期大学学長 第5代: 1976年 - 1979年

次代 田村正

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