吉崎地区と県境
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 03:11 UTC 版)
1950年代から吉崎地区を通る国道が整備され、1970年に国道305号に指定。現在、吉崎御坊を中心とする門前町は県境(国境)を跨いで石川県(加賀国)側にも拡がっており、加賀市吉崎町となっている。県境上にあわら市と加賀市が運営する観光ガイダンス施設「越前加賀県境の館」が2015年4月11日に開館した。元は越前国と加賀国の国境であった。史跡吉崎御坊跡に隣接しているあわら市吉崎小学校の学区はあわら市金津中学校の通学区域の一部となっているが遠方であり、吉崎地区が県境に跨る集落であることから、あわら市教育委員会では金津中学校よりも近い加賀市立錦城中学校への入学を許可していた。吉崎地区から公立中学校へ進学する児童はほぼ全員が錦城中学校へ入学していたが、吉崎地区においても少子高齢化・過疎化が進行しており、吉崎小学校は2016年3月をもって休校となった。在校生はあわら市細呂木小学校のほか、吉崎地区に近い加賀市立緑丘小学校へと県境を越えて転出した。参拝・観光客向け商業施設(土産店)としてあわら市の吉崎御坊前に吉崎観光センターがあるが、観光地としては寂れており、門前町も商店は少なく大半が一般住宅となっている。
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