古楽器とは? わかりやすく解説

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こ‐がっき〔‐ガクキ〕【古楽器】

読み方:こがっき

古い時代楽器日本では雅楽使われるものを中心として正倉院所蔵楽器類を指しヨーロッパではルネサンス・バロック期に使われ楽器類を指すことが多い。


古楽器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/30 17:12 UTC 版)

古楽器(こがっき)は、その使用が現代に至る演奏史上で廃れた楽器、あるいは改良や変更を受ける以前の古い様式の楽器を指す。


注釈

  1. ^ 他にearly instruments(昔の楽器)、authentic instruments([歴史考証に基づいた]正統的な楽器)など。日本語では「オリジナル楽器」と「ピリオド楽器」がよく用いられる。「ピリオド楽器」はある曲が作曲された当時 (period)の楽器という意味で用いられる。「オリジナル楽器」は、ある曲が作曲された当時の、作曲家がそれで演奏されることを意図した楽器[1][2]という意味で用いられるほか、製作されたときと同じ状態を保った楽器あるいはある時代の様式で新たに製作された楽器[2]と定義されることがある一方、その定義の一部を否定するような、コピー楽器(復元楽器)ではない[3]という意味でも用いられる。

出典

  1. ^ 佐々木節夫『古楽の旗手たち−オリジナル楽器演奏のめざすもの』音楽之友社、2000年1月、12頁。ISBN 978-4276201842 
  2. ^ a b 鈴木秀美『『古楽器』よ、さらば!』音楽之友社、2000年12月、82頁。ISBN 978-4276211872 
  3. ^ 佐々木節夫『古楽の旗手たち−オリジナル楽器演奏のめざすもの』音楽之友社、2000年1月、22頁。ISBN 978-4276201842 
  4. ^ Dolmetsch Online - Music Theory Online - Pitch, Temperament & Timbre


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