取り違え夫婦とは? わかりやすく解説

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取り違え夫婦

★.手違いによって、夫婦交換をしてしまう。

堤中納言物語「思はぬ方にとまりする少将」大納言2人の娘があり、姉は右大将家の少将恋人とし、妹は右大臣家権少将恋人としていた。権少将も「少将」と呼ばれることから間違いがおこり、ある夜、権少将からの迎えの車に姉君乗り少将からの迎えの車に妹君乗ってしまった。姉妹驚きひたすら嘆いたが、一方少将権少将には、思いがけぬ手違いを喜ぶ気持ちもあった。

「思はぬ方にとまりする少将」落語版ともいうべき物語→〔入れ替わり〕5の『嫁ちがい』(落語)。

覆面舞踏者』江戸川乱歩秘密クラブ会長17組の男女仮面舞踏会招き番号札割り当ててそれぞれ未知相手一夜を過ごす、という企画立てる。実際は、各夫婦ごとがカップルになるように仕組んであり、仮面取ってお互いが妻であり夫であることに驚く、という趣向だった。ところが、番号札11番17番読み違いから、「私」友人井上の妻春子一夜過ごし「私」の妻井上と関係を持ってしまった。




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