南アフリカ選手権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/22 16:12 UTC 版)
1970年6月、ローデシア人ドライバーのジョン・ラヴが新たなマーチ・701、701/10を購入し、チーム・ガンストンのプライベーターとして南アフリカF1選手権に参戦した。7月5日のブラワヨ100でデビューしたラヴの701/10はシリーズリーダーのデイヴ・チャールトンのロータス・49Cが23周目にリタイアした後、そのまま優勝した。9月のローデシアグランプリでは2位に入ったが、マシンのハンドリングの悪さと信頼性の欠如により成績は徐々に降下し、シーズンの残りでポイントを得ることはできなかった。 1971年シーズンのラヴは1970年後半とほぼ同じパターンに従った。3月にキャラミで行われたハイヴェルト100でチーム・ガンストンの701は2位を獲得、5月のゴールドフィールズ・オータムトロフィーでは優勝した。しかしながら信頼性がマーチのアキレス腱であることが再び明らかになった。マシンは数多く故障し、ラヴはサーティースから直接購入したマイク・ヘイルウッドのサーティース・TS9に乗り換えようとした。しかしながらこの車は劣悪な状態で納入され、マーチよりは速かったものの信頼性はマーチ以下であった。8月上旬に行われた25周年記念トロフィーで大クラッシュしたTS9はほとんど破壊され、ラヴは再び701/10を使わなければならなくなった。彼は8月のファルス・ベイ100と9月のローデシアグランプリで優勝し、10月のウェルコム100で2位となった。ラヴは結局45ポイントを獲得し、チャールトンに次ぐランキング3位でシーズンを終えた。[要出典] チャールトンはその後1972年シーズンに向けてロータス・72を用意し、ラヴは2年前のマシンとなった701が最先端のマシンとは互角に勝負できないことに気付いた。シーズン初戦をマーチで失敗し、第2戦もリビルドしたサーティースで敗れた後、ラヴはそれらに換えてブラバム・BT33を導入した。[要出典]
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