北黄瀬地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 15:28 UTC 版)
北黄瀬地区(きたきのせちく、北黄瀬遺跡の一部)は、甲賀市信楽町黄瀬にある遺跡(北緯34度55分30.70秒 東経136度4分22.71秒 / 北緯34.9251944度 東経136.0729750度 / 34.9251944; 136.0729750 (北黄瀬地区))。盆地西側に位置する。遺構は大井戸跡を主とし、2001-2002年(平成13-14年)の調査で検出されている。 井戸は方形で、一辺1.8メートルを測る。覆屋の中央に位置しており、井戸枠は鉄釘で固定される。井戸枠のヒノキ材は年輪年代法により743年の伐採と認められている。宮町地区の中心施設からは離れて位置するが、紫香楽宮が広い範囲で整備されたことを示す遺跡になる。 遺跡域は2010年(平成22年)に国の史跡に追加指定されている。
※この「北黄瀬地区」の解説は、「紫香楽宮跡」の解説の一部です。
「北黄瀬地区」を含む「紫香楽宮跡」の記事については、「紫香楽宮跡」の概要を参照ください。
- 北黄瀬地区のページへのリンク