北朝鮮による竹島切手の発行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 05:45 UTC 版)
「竹島切手」の記事における「北朝鮮による竹島切手の発行」の解説
2004年6月、朝鮮民主主義人民共和国で、この島が朝鮮の領土であることを示す古地図を図案にした切手が発行され、2006年8月には図案が若干修正されて、大韓民国でも販売された。韓国での販売のために施された変更は、「조선의 섬 독도(朝鮮の島・独島)」という表記を「민족의 섬 독도-자연(民族の島・独島 - 自然)」とする変更と、北朝鮮が用いている年号である「主体」の除去であった。北朝鮮の切手発行には、外貨獲得という切実な事情とともに、「韓国が主張する領域は北朝鮮の領土」という主張、対南融和的な政治的目的などが考えられる。図案には絶滅したはずのニホンアシカが登場し、北朝鮮の版図として韓国を含む朝鮮半島全体が描かれていた。また北朝鮮は2014年9月にも竹島全域の地図を描いた切手を発行している。
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