副腎髄質原発の腫瘍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 17:30 UTC 版)
副腎髄質は解剖学的に両側の副腎の中央に存在しており、交感神経の亢進に応じてエピネフリン(アドレナリン)という副腎髄質ホルモンを分泌する神経内分泌細胞(クロム親和性細胞)から構成される。神経芽腫と褐色細胞腫の2つは、副腎髄質に由来する腫瘍の中で最も重要である。これら2つの腫瘍は、副腎外の組織、すなわち交感神経幹の傍神経節(パラガングリオン)から発生することもある(傍神経節腫瘍、パラガングリオーマ)。
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