し‐ほう〔‐ハウ〕【刺胞】
刺胞
刺胞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/24 06:55 UTC 版)
刺胞(しほう)は、刺胞動物が持つ毒針。袋状になっており、刺激を受けると袋を反転させながら刺糸をはじきだす。刺胞には、中が中空になっており反転しながら皮膚に刺さるもの、巻きつくもの、粘着するものなどがある。さらにそれを何種類かにわけることができる。種類によっては毒の成分なども違い、クラゲなどに至ってはクラゲとポリプ世代で違う刺胞を持つタイプもある。
- ^ “人にやさしいと思われていたクラゲが実は「毒針付きカプセル」を触手から発射していたと判明”. GIGAZINE (2020年2月14日). 2023年7月9日閲覧。
- ^ Ames, Cheryl L.; Klompen, Anna M. L.; Badhiwala, Krishna; Muffett, Kade; Reft, Abigail J.; Kumar, Mehr; Janssen, Jennie D.; Schultzhaus, Janna N. et al. (2020-02-13). “Cassiosomes are stinging-cell structures in the mucus of the upside-down jellyfish Cassiopea xamachana” (英語). Communications Biology 3 (1). doi:10.1038/s42003-020-0777-8. ISSN 2399-3642. PMC PMC7018847. PMID 32054971 .
- ^ “クラゲが近くで泳いでいると突き刺されたような痛みを感じるのはなぜか”. www.natureasia.com. 2023年7月9日閲覧。
- ^ “"刺す水"の正体はクラゲの"粘液爆弾"だった! サ...”. 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-. 2023年7月9日閲覧。
- 1 刺胞とは
- 2 刺胞の概要
- 3 射出のエネルギー
- 4 類似の構造
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