制約および次世代の言語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/16 08:04 UTC 版)
「ラダー・ロジック」の記事における「制約および次世代の言語」の解説
ラダーで書くのに適した制御対象は、インターロックやシーケンス処理といったブール値しか必要としないものである。プログラムのラングは順に実行され、またラング内での実行順序がはっきりと定義されていない場合もあるので、予測しない結果をもたらすロジックの「競合」が起こりうる。このような問題を避けるため、複雑なラングはいくつかの等価なステップに分解したほうが良い。 アナログ値や数値演算はラダー・ロジックで記述するのは向いていない。各PLCメーカは独自の記述方法によりこれに対応している。 近年はマイクロプロセッサの進歩により、ラダー・ダイアグラムの代わりにシーケンシャル・ファンクション・チャートやファンクション・ブロック・ダイアグラムといった言語でアプリケーションを記述するケースも出てきた。非常に大規模なPLCではプログラムの一部、もしくは全部をBASIC、C言語をベースにリアルタイムアプリケーション環境に合わせたほかのプログラム言語を利用できるものもある。
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