初期の戦艦(1892年-1904年)
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「戦艦」の記事における「初期の戦艦(1892年-1904年)」の解説
初期の戦艦は、排水量1万-1万5千t、24-34cm(30.5cm=12inが最も多かった)の主砲4門を搭載し14-19ノットの速度だった。この頃、戦艦を建造していたのは、イギリス、フランス、ドイツ帝国、アメリカ、イタリア、ロシア帝国、オーストリア・ハンガリー帝国の7カ国。 日本は日露戦争の前にイギリスから6隻の戦艦を購入した。日本以外にも戦艦を他国から購入した国は、隣国間で紛争の多かったトルコとギリシャ、南米で競争関係にあったアルゼンチン、ブラジル、チリ。海軍復興に邁進するスペイン。ヨーロッパ諸国に対抗するため北洋艦隊等の近代的海軍を創設した中国清朝である。 これらの戦艦は砲戦距離数千mでの目視による直接射撃を想定して建造されていた。
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