初期のミッション計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 21:12 UTC 版)
「STS-3xx」の記事における「初期のミッション計画」の解説
コンセプトの異なる3つのミッション計画が評価された。1つ目はシャトル間のドッキングを用いるもので、レスキュー用のシャトルが上下反転して損傷したシャトルとドッキングする。一方の機体の前方構造が他方のペイロードベイと衝突し、両方の機体に損傷を与える可能性があるため、これが実用的かどうか不明であった。2つ目は、レスキュー用のシャトルが損傷したシャトルとランデブーし、その間にRMSで乗組員を移すものである。この計画では燃料の消費が大きかった。3つ目は、レスキュー用のシャトルのRMSで損傷したシャトルを保持し、レスキュー用のシャトルのRMSを用いて乗組員を移すものである。 最終的に、レスキュー用のシャトルのRMSが損傷したシャトルのRMSの端を掴む形に改良して、3つ目のコンセプト案が採用された。
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