出石医療センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 14:50 UTC 版)
「公立豊岡病院組合」の記事における「出石医療センター」の解説
出石医療センター(いずしいりょうセンター)は、豊岡市出石町福住にある病院。正式名称は『公立豊岡病院組合立豊岡病院出石医療センター』である。1950年(昭和25年)に出石分院として開設され、出石病院となった後、1998年(平成10年)に現在地へ移転し、2007年(平成19年)より現病院名となった。 当病院は、老人保健施設、特別養護老人ホーム、保健福祉センター、出石訪問看護ステーション、眼科開業医、薬局に隣接し、官民共同で「ふれあいの里」と呼ばれる福祉ゾーンを形成している。他の病院では「もう食べられない」とされるような嚥下障害(食物をうまく飲み込めない障害)の患者を積極的に受け入れ、入院治療・リハビリを行い、家庭に戻す老人再生医療に定評がある。 ところが、但馬全体の勤務医不足により、豊岡病院と八鹿病院(養父市)に医師を集約する方針がとられたあおりを受け、病床を老人保健施設などへ転換し、常勤医2名の無床診療所化する方針が打ち出された。住民説明会では出石・但東地域の住民および現場医師から反対意見が噴出した。常勤医3名の病院縮小に計画が変更されたものの、「議論の進め方が乱暴すぎる」として青木院長(当時)が抗議の退職を行った。規模縮小後、医師からは「一人でも倒れたらどうなるのか」と不安の声が上がっている。 診療科内科、外科、整形外科、リハビリテーション科、放射線科 交通アクセス全但バス「福祉ゾーン」バス停下車すぐ 外部リンク公立豊岡病院組合 豊岡病院 出石医療センター
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